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サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「婦人帽で人気のキャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットとは？」について書きたいと思います。
～目次～
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットとは？
キャペリンハットとは？
キャペリンハット（Capeline hat）は、クラウン（頭部分）が丸く、広いツバが特徴的な婦人帽です。キャペリーヌと別名で呼ばれることもあります。元々は太陽から顔を守るために設計されたため、つばは日差しを避けるのに十分な広さがあります。このタイプの帽子は通常、柔軟な素材で作られており、そのために形を簡単に調整することができます。
キャペリンハットはエレガントな外観を持っているため、フォーマルな場面や教会、結婚式、高級な社交イベント、競馬などのアウトドアイベントでよく見られます。素材は季節に応じて、麦わら、フェルト素材などが使用され、装飾はリボン、花、フルーツ、羽など多岐にわたります。
近年では日常的なファッションのアクセサリーとしても人気を集めており、様々なデザインや色、素材があり、カジュアルな服装にも合わせやすいです。また、広いつばはUVカット効果が高いため、夏場の日焼け防止としても有効です。ファッションアイテムとしてだけでなく機能性を兼ね備えた帽子としても、多くの人々に愛されています。
クロシェハットとは？
クロッシェハット（Cloche hat）は、1920年代に流行した女性用の帽子で、フランス語で「鐘」を意味する「cloche」という名前が示すように、鐘のような形をしています。クローシュと別名で呼ばれることもあります。この形状は、頭部にぴったりとフィットし、しばしば頭の形をなぞるようなデザインです。クロッシェハットは、その独特な形状と時代を象徴するスタイルでアールデコ時代の象徴的なファッションアイテムとなりました。
特徴としては、下に向かって狭まる丸い形があり、しばしば装飾的なバンド、リボン、刺繍、ビーズ、羽などが加えられています。クロッシェハットは通常、フェルトやウールなどの柔らかい素材で作られており、夏場の暖かい季節には麦わらで作られることもあります。
1920年代には、この帽子は女性の短いボブヘアスタイルと組み合わせて着用されることが多く、フラッパースタイルの重要な一部となりました。日本の歴史では大正時代にモダンガール（通称モガ）がかぶる帽子として大正ロマンのファッションの一つでした。当時の女性たちにとって、クロッシェハットは近代性と女性解放の象徴であり、今日でもヴィンテージやレトロなファッションを愛好する人々によって愛され続けています。
ブルトンハットとは？
ブルトンハットは、フランスのブルターニュ地方に由来している前方のツバが上方にカールしている帽子です。これは、日光や雨から顔を保護しながら視界も確保できる実用的な設計です。また、帽子のトップはドーム型か少し平たく、しばしばバンドやリボン、時には装飾的なモチーフが付けられていることがあります。
素材としては、夏場は涼しげな麦わらや軽い布で作られ、冬場は暖かいウールやフェルトが用いられることが一般的です。ブルトンハットは、日焼け防止のためのしっかりとしたツバがありながら使い勝手の良い帽子が多いので日常の普段の生活から野外などのアウトドアイベントでの着用に適しており、カジュアルながらも洗練されたスタイルを演出します。
時代と共に様々なファッションの変遷を経てきたブルトンハットは、現代でも多様なスタイルで楽しまれています。クラシックなスタイルからモダンな街着まで、幅広いファッションに合わせることができる汎用性の高い帽子です。
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの違いは？
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの大きな違いは、近年ではあまり感じられなくなりました。３つの帽子とも基本的にはクラウン（頭部分）は丸いのが特徴です。下記は主な大きな特徴のまとめになります。
- キャペリンハット＝キャペリンハットは、ツバの長さが特徴的です。
- クロシェハット＝クロシェハットは、釣鐘型でややツバが小ぶりな印象があります。
- ブルトンハット＝ブルトンハットは、前方のツバが反り上がっています。
クロシェハットとバケットハットの違いは？
クロッシェハットは、基本的にはコシといわれるベルト部分がなく、クラウン（頭部分）とツバの部分はほぼつながっている場合が多いです。バケットハットはクラウン（頭部分）とツバの部分を接合してつくられていることが多い違いがあります。基本的にクロシェは女性向けの帽子になるといった違いもあります。
クロシェハットとクラッシュハットの違い
クロシェハットは、ウールフェルト素材などでつくられることが多く、クラッシュハットは毛糸などを編みこんでつくられることが多いといった質感や帽子の仕上がりの印象が異なります。またクロシェハットは釣鐘型をしているのでクラウン（頭部分）は丸みを帯びているのに対し、クラッシュハットはバケットハットのような形をしているものが多いです。クラッシュハットは基本的に折りたためることを前提としたつくりになっています。
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの似合う人や顔の形
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの似合う人や顔の形は、卵型の形の人です。ツバの長めのキャペリンハットであれば、丸顔の人や面長の顔の人にもおすすめです。クロッシェハットやブルトンハットも帽子のツバの長さや形によって逆三角形の人にも似合うと思います。
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットかぶり方
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髪型を考慮する：
- ロングヘアーなど長い髪の場合は、低いポニーテールやルーズなアップスタイルにすると帽子がかぶりやすくなります。ツバが長いキャペリンハットであればロングヘア―のままでもバランスが良く見た目にきれいにかぶることができます。
- ショートヘアやボブなど短い髪の場合は、髪型が乱れないように注意しながらかぶります。
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顔の形に合わせる：
- 顔の形に合わせて、帽子を前後左右に微調整して、最もフィット感が良く見える位置にセットします。
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つばの角度：
- キャペリンハットのつばは広いので、顔に陰ができないよう前方や側面を少し上げて調整することがあります。ブルトンハットは日差しが強い場合は前方のツバをおろしてかぶることができる帽子もあります。
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安定させる：
- 風などで帽子が飛ばされないように、帽子ピンやヘアクリップを使って固定すると良いでしょう。
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全体のバランスを見る：
- 全体のアウトフィットとのバランスを見て、服装やアクセサリーと調和するようにかぶります。
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットのコーディネート
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リゾートスタイル：
- ワンピースやマキシドレスにキャペリンハットを合わせて、リゾート感のあるスタイリングを楽しみます。
- サンダルやエスパドリーユ、大ぶりのサングラスを合わせると、海辺の休暇にぴったりのルックになります。
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ガーデンパーティー：
- フローラルプリントのドレスや明るい色のスカートとブラウスの組み合わせに、キャペリンハットを合わせます。
- 華やかなアクセサリーやバッグで装飾的な要素をプラスし、洗練された印象にします。
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カジュアルスタイル：
- シンプルなTシャツとデニムの組み合わせにキャペリンハットを加えて、リラックスしたカジュアルルックを演出します。
- スニーカーやフラットシューズを合わせることで、快適ながらもスタイリッシュなアウトドアルックに。
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エレガントな都会的スタイル：
- スマートなブレザーとワイドレッグパンツ、あるいはエレガントなジャンプスーツとキャペリンハットを組み合わせて、都会的な雰囲気を出します。
- ヒールやアンクルブーツ、クラッチバッグで洗練された感じをさらに強調します。
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ボヘミアンスタイル：
- ボヘミアンドレスやフリンジが付いたアイテム、エスニック柄のスカーフなどにキャペリンハットを合わせると、アーティスティックな印象に。
- レイヤードしたネックレスやバングルなどのアクセサリーで、自由奔放なスタイルを強調します。
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットのクリーニング・洗い方、洗濯の仕方は？
まずはカンカン帽、キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの洗濯表示を確認してください。綿やコットンなどの布地でつくられているものであれば洗濯できることがあります。麦わら素材のものは基本的に洗濯不可の場合が多いです。内側のスウェットバンド部分が汗で汚れるので、水で濡らして固くしぼったタオルで拭き取るか帽子専用のスプレーやアルコールスプレーなどを吹きかけてメンテナンスしましょう。詳細は下の帽子のお手入れ方法を参考にしてください。
帽子の洗濯方法、クリーニング、洗い方は？洗えない場合のお手入れ方法は？
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの収納方法・保管方法について
キャペリンハット、クロシェハット、ブルトンハットの収納方法・保管方法は、帽子のツバを傷めないように気をつけて保管します。一番良い方法は、長方形のボール紙を丸めて筒のようにして、その中にハットを逆さにします。ハットを逆さにしてツバが地面に触れないようにすることで、ツバに余計な圧力がかからないので、ツバが曲がったり、変な形に型崩れしません。汗がついている可能性が高いので、太陽の光が当たらない通気性の良い場所に置いておきましょう。紫外線と汗が反応すると色あせや汗染みの原因となります。