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サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「シルクハット・トップハット・オペラハットとは?」について書きたいと思います。
~目次~
シルクハット・トップハットとは?

シルクハット・トップハットの由来とは?
シルクハットとは、素材にシルク(絹)が用いられていたことからその名前がついた帽子ですが、現在日本で多くつくられているシルクハットはウール(羊毛)が多いため、本来の意味は薄れています。「シルクハット」と言われると、トップの高い帽子をイメージされる方が多いのではないでしょうか?日本ではシルクハットというと素材でなくかたちを指していることがほとんどのように思います。海外では、「シルクハット」でなく、「トップハット」と言うことが多いです。
正装ではなくカジュアルなアイテムに
クラシックやレトロなスタイルへの回帰ブームが続いているために、シルクハットやダービーハットなどフェルト素材のハットも注目されています。昔でこそテールコートやモーニングなどにあわせて正装としてかぶられることが多かったですが、最近ではカジュアルな服装のアクセントとして日常的にコーディネートに取り入れられるようになりました。とはいってもなかなかインパクトの強いアイテムですので、抵抗のある方はトップの低いショートスタイルのものを選ぶとかぶりやすいです。
山高帽とシルクハット・トップハットの違いは?
ボーラーハットといわれる山高帽とシルクハット・トップハットの違いは、トップのかたちにあります。山高帽(ボーラーハット)はトップの部分が丸いのに対して、シルクハット・トップハットはトップが平らで円筒形のようなかたちになっています。またシルクハット・トップハットのほうが上流階級がかぶったり、正式な場所でかぶられることが多かったようです。
ポークパイハットとシルクハット・トップハットの違いは?
ポークパイハットとシルクハット・トップハットの違いは主にトップの高さとつばの形状です。ポークパイハットはトップが低くつくられていますが、シルクハット・トップハットはトップが高いのが特徴です。またポークパイハットはツバの部分が一律にぐるりとかこんだような形状であることが多く、シルクハット・トップハットはやや湾曲してカーブがつけられていることが多いといった違いがあります。
オペラハットとは?
オペラハットとはオペラ観賞用としてかぶられていた帽子で、シルクハット・トップハットにかたちが似ています。折りたたみ可能になっていて、たたんで平たくできるのがシルクハット・トップハットとの大きな違いです。「コラプシブルハット」という別名もあります。シルクハット・トップハットと違い、折りたたみやすいように薄くつくられたり、バネを中に入れて開閉しやすいような工夫がされたりしていたといいます。
シルクハットの似合う人や顔の形について
シルクハットの似合う人や顔の形は、卵型やエラの張った四角顔の形の人です。八角形の顔の人も似合うでしょう。丸顔の人は夏用のボーラーハットのようなトップに丸みのある帽子がおすすめです。
おすすめのシルクハット・トップハット一覧
フォーマル ウール シルクハット
シンプルなウール100%のシルクハットです。トップの背の高いところからトップハットとも呼ばれています。マジシャンが手品のときにかぶったり、モーニング、タキシード、燕尾服などの礼服に合わせる正装の帽子として有名です。全体的にかたい質感でシルエットが崩れにくいのも特徴です。

ベイリー・ロールブリム・シルクハット・ICE /Bailey
根強い人気のベイリー・シルクハット。別名トップハット。クラウンは14cmと程よい高さで、フォーマルはもちろんタウンユースにも使えるおしゃれアイテム。
シルクハット・トップハットのクリーニング・洗い方、洗濯の仕方は?
まずはシルクハット・トップハットの洗濯表示を確認してください。通常はシルクハット・トップハットは洗濯不可の場合がほとんどです。大きなゴミはブラッシングで取り除き、毛並みを整えます。内側のスウェットバンド部分が汗で汚れるので、水で濡らして固くしぼったタオルで拭き取るか帽子専用のスプレーやアルコールスプレーなどを吹きかけてメンテナンスしましょう。詳細は下の帽子のお手入れ方法を参考にしてください。
帽子の洗濯方法、クリーニング、洗い方は?洗えない場合のお手入れ方法は?
シルクハット・トップハットの収納方法・保管方法について
シルクハット・トップハットの収納方法・保管方法は、帽子のツバを傷めないように気をつけて保管します。一番良い方法は、ハットを逆さにしてツバが地面に触れないようにすることで、ツバに余計な圧力がかからないので、ツバが曲がったり、変な形に型崩れしません。
シルクハット・トップハットは、ウールやフェルト生地で虫食いが起きやすいので必ず防虫剤と一緒に保管します。汗がついている可能性が高いので、太陽の光が当たらない通気性の良い場所に置いておきましょう。紫外線と汗が反応すると色あせや汗染みの原因となります。



