パナマハットとは?

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パナマハットは夏に人気が高い。帽子の中でも比較的高級なものが多いが、とても綺麗でかっこいい帽子なので一度はかぶってみたい。

パナマハットとは?

パナマハットとはパナマ帽ともいう、パナマ草を使用したハットのことをさします。パナマ草の葉を細かく裂いて紐状にしたものを手作業でひとつひとつ編み上げてつくられるのが一般的である。エクアドルが本場である。歴史は1800年代にルーズベルト大統領がパナマ運河を訪れたときからであるといわれている。

パナマハットの特徴

ホワイトのカラーにブラックのリボンがついているものが人気である。白さが引き立ち、見た目にも美しい。パナマハットは高級なものほど網目が細かく等級が分かれている。手頃なものであれば1万円くらいから、高級なものでは20万くらいするものまである。高級なものは手触りもなめらかで、シルクのようなきめの細かさとしなやかさ、弾力がある。

パナマハットのかぶり方

パナマハットはつまみと呼ばれるクラウンの先の部分は手でつまみやすいかたちになっているが、そこを手でつまんでかぶったり脱いだりしないほうがいい。飾りというかデザインであると考えてほしい。通常はツバの部分をもってかぶるほうが傷みにくく、帽子も長持ちする。

パナマハットの補修・お手入れ方法

パナマハットは高級であるが、一般的に洗濯ができない帽子で取り扱いを気をつけないと様々な破損や痛み、価値を損なう恐れがあります。しかしながらお手入れなどに注意すると数年から数十年かぶれる帽子です。大事にかぶりましょう。

破れる・穴があく

特にトップの先端のつまみの部分を手でつまんでしまうことによって、やぶれたりしてしまいます。そうなるとなおすことは難しいので、なるべくツバをもって脱いだりかぶったりしましょう。やぶれてしまったものをどうしてもなおしたい場合は専門店で相談するか、ボンドなどで補強するしかありません。(自己責任になります。)穴があいた場合の補修はほとんど無理でしょう。

汚れる

トップが汚れるなどの場合は簡単なものであればブラシでとるか、消しゴムなどで軽くこするととれる可能性があります。液体などが染み込んだ場合はかなり難しいですが、ベンジンなどを染み込ませた布などで拭くととれる場合があります。(まずは目立たないところでお試しください。)

汗ジミ・黄ばみ

帽子のツバやリボンの部分が汗で染みになったり、黄ばんだりすることがあります。お湯で蒸した手ぬぐいなどで拭き取るとややとれることがありますが、新品のようにはなりにくいです。そうなる前にもとから汗とりテープ、ライナーテープといったテープをつけておくと染みや黄ばみの予防となります。

日焼け・変色

日焼けして変色してしまったものについてはなおすことはできません。そうならないように普段から風通しの良い、日の当たらないところに保管することが大事です。

型崩れ・変形

かたちが崩れてしまったものをなおすのも難しいです。まずは専門店にご相談ください。そうならないように普段からの保管方法にも注意です。ボール紙を丸めて筒状にしたものに帽子を逆さにしてしまうとツバに負担がかからずに保管できます。どうしてもついてしまった型はスチームなどを当ててかたちを整えるとなおることもあります。(自己責任でお願いします。)ただスチームを当てすぎると糊(のり)がとれてしまう恐れがあります。

濡れる

パナマハットは雨に弱いです。濡れてしまったものは、型が崩れてしまう可能性があります。そうなると上記のようにもとに戻すのはむずかしくなります。あらかじめ防水スプレーをかけておく、雨がふったらすぐに脱ぐ、かぶらない、などの対処が必要でしょう。(防水スプレーは目立たないところで試してからにしてください。)

折りたためるパナマハット

パナマハットは基本的に折りたたむことはできない。素材は比較的しなやかではあるが、折り曲げてしまうと割れてしまう。しかしながらオプティモと呼ばれるパナマハットは折りたたみが可能であるとされている。センターのラインでたたむことが可能なのである。しかしながらやはりパナマハットであるので、あまり折り曲げないほうがよい。痛むのが早くなるためだ。

いつからいつまでの期間?

パナマハットのかぶる時期は昔は7月、8月くらいの真夏にかぶられることが多かったが、近年は比較的長い期間かぶられているように思える。早い場合は春先の4月、5月くらいから遅い場合は9月くらいまでかぶられている。特に決まりはないが、白さが映え、また涼しさを感じる素材のため、月日というよりは日差しが強い日にかぶるのがよいでしょう。

メンズ?レディース?

以前はメンズというイメージの強かったパナマハットであるが、近年はレディースでも人気の帽子である。比較的ツバのせまいものを男性が、ツバの広いものは女性が好む傾向があったが、こちらも境界線は特になくなってきている。頭の大きいサイズのものや小さいサイズのものもラインナップが増え、着こなしにも幅ができるようになった。

パナマハットとペーパーハットやストローハット、麦わら帽子の違い

パナマハットはパナマ草といわれる草を使用して編み込んだ帽子のことを指します。ペーパーハットは文字通り紙繊維でつくられていて麦わら帽子も麦わらからできています。ストローハットは天然素材のものでつくられることが多く、基本的に素材の違いが名前の違いにつながっています。

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