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サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「帽子の収納どうしてる?型崩れしない保管方法とは?」について書きたいと思います。
~目次~
帽子の収納や保管場所は?
帽子の収納や保管場所は、直射日光の当たらない風通しの良い場所に置くのがよいでしょう。帽子は直射日光を浴びると日光に含まれる紫外線の力によって変色したり、染みになったりします。また湿気や水気にも弱く、変形やカビなどの原因になるので、風通しの良い場所で保管しましょう。密封したようなプラスチックのクリアケースに入れるよりもダンボール箱や空気を通すような通気性の良い箱に入れたほうが良いです。適度な箱がない場合は紙袋でもかまいませんが、帽子を圧迫して型崩れが起きないようにしましょう。(箱がベストです)

帽子が型崩れしない収納や保管方法は?
帽子は帽子のかたちや素材によって、長時間何もしないで放置すると型崩れがおきてしまう場合があります。帽子が型崩れしない収納や保管方法は、帽子のキャップやハットなどかたちによって異なります。
キャップの型崩れしない収納や保管方法
通常のベースボールキャップなどであれば、帽子のクラウンとよばれる頭部分の内側にクッション、タオルや紙を丸めたようなものを入れてかたちを整えて平置きで置いておくと問題ないかと思います。心配な方はヘダテとよばれる長方形のボール紙を丸めて筒にしたものでクラウン部分を保護しながら、帽子を逆さにして置いておくとツバへの負担がかからない状態で収納、保管できます。ワークキャップも同じです。
ニューエラの59FIFTYなどツバの真っ直ぐで平らなキャップは?
ニューエラの59FIFTYなどツバの真っ直ぐで平らなキャップの収納、保管方法も通常のキャップと同じです。ツバは真っ直ぐで平らなフラットタイプのバイザーなので、平置きしてもツバへの負担がかかりませんので、特にヘダテなどは必要ないと思われます。専用のクローゼットなどに吊り下げ式の収納棚もあります。
ハットの型崩れしない収納や保管方法
キャップを収納、保管する際に気をつけたいのは、ツバの部分の型崩れです。特にツバが長いロングブリムのタイプで、ツバが下方向に下がっているものなどは長時間平置きにすることで、ツバが曲がったり変形したりする可能性が出てきます。ハットの帽子で型崩れしない収納、保管方法は、ヘダテとよばれる長方形のボール紙を丸めて筒にしたものでクラウン部分を保護しながら、帽子を逆さにして置いておくとツバへの負担がかからない状態で収納、保管できます。
ハンチングの型崩れしない収納や保管方法
ハンチング帽の型崩れしない収納や保管方法は、帽子のクラウンとよばれる頭部分の内側にクッション、タオルや紙を丸めたようなものを入れてかたちを整えて平置きで置いておくと問題ないかと思います。ハンチングはクラウンの部分がキャップに比べて平らに近いことが多いために逆さで置く方法はあまり向いていません。
キャスケットの型崩れしない収納や保管方法
キャスケットの型崩れしない収納や保管方法は、帽子のクラウンとよばれる頭部分の内側にクッション、タオルや紙を丸めたようなものを入れてかたちを整えて平置きで置いておくと問題ないかと思います。キャスケットはトップにボリュームがあるために詰め物も多めに入れることをおすすめします。
ベレー帽の型崩れしない収納や保管方法
ベレー帽の型崩れしない収納や保管方法は、帽子のクラウンとよばれる頭部分の内側にクッション、タオルや紙を丸めたようなものを入れてかたちを整えて平置きで置いておくと問題ないかと思います。ベレー帽によってクラウン部分のボリュームの大きさが異なるために中に入れる詰め物の分量を調節してください。自然なバランスになるようにかたちを整えて収納、保管します。
ニット帽の型崩れしない収納や保管方法
ニット帽の型崩れしない収納や保管方法は、帽子のクラウンとよばれる頭部分にクッション、タオルや紙を丸めたようなものを入れる必要は基本的にありません。中に何かを入れると逆に形が崩れる可能性がありますので、特に何も入れずに平置きするのが良いでしょう。ニット帽は虫食いなどの対象になりやすいので、防虫剤などは入れて収納、保管しましょう。
帽子を保管するコツや収納方法は?
虫食いを避けるためにウールや天然素材の帽子を箱の中にしまう場合は防虫剤を中に入れてください。クローゼットにつっこんだりせずに、ある程度スペースのある家具やラックなどで保管するほうが良いかと思います。服の下敷きになるような置き方はやめてください。かたちが崩れてしまいます。
日常使用する帽子の収納、保管の仕方は?
日常使用する帽子の収納、保管の仕方は、トルソーや帽子置き・帽子スタンドなどに帽子をかぶせておくと良いでしょう。玄関に置いておくと出かけるときにかぶれて便利です。S字フックや壁の側面にひっかけるタイプの帽子掛けもありますが、部分的な圧力がかかってしまい帽子の生地への負担が大きく、帽子によっては部分的に生地が伸びてしまったり変形してしまったりする恐れがあるのでなるべく避けた方が良いでしょう。
アンティーク調ハット帽子スタンド(帽子置き・帽子掛け・帽子ラック・帽子ハンガー)
帽子をかけておくためのハットスタンドです。ブロンズ製なのでしっかりとしていて丈夫です。ブロンズならではの経年劣化も楽しめます。玄関や棚に置いているだけでインテリアとしても使えます。
長期間帽子をかぶらない場合の収納、保管の仕方は?
長期間帽子をかぶらない場合の収納、保管の仕方は、ほこりなどを避けるために不織布などをかぶせておくか、通気性のある箱に入れておくのが良いです。(プラスチックの箱よりも段ボールや紙製の箱の方が好ましいです。)定期的に(特に雨期など)箱から出して日陰の風通しの良い場所で風にさらしておくのもカビなどの発生を避けるコツです。また帽子専用の丸箱なども存在します。通常の四角い箱と素材などはあまり変わりませんが、保管する際のひとつとして考えてもよいでしょう。数は少ないですが、最近ではおしゃれでかわいい箱も販売されています。
長期収納・保管する場合は、まずはお手入れを
帽子を長期間に収納・保管する場合は、洗濯やクリーニングなどをしてからにしましょう。もし洗えない帽子の場合は、ハットブラシで大きな汚れをとるなどケアしてから収納、保管する方がよいです。
帽子の洗濯方法、クリーニング、洗い方は?洗えない場合のお手入れ方法は?
素材で注意したいもの
シーグラスといわれる草はたいへんカビやすい素材なので注意が必要です。その点ラフィアなどの素材のほうがカビにくいですが、やはり湿気には注意が必要です。また天然素材のウール生地などが虫食いが起きやすい素材です。防虫剤などは必ず一緒に入れておきましょう。
収納方法・保管方法についてのまとめ
- 湿気に注意して風通しの良い、直射日光の当たらない場所で保管しましょう。
- 型崩れに注意しましょう。特に長期間保管する場合は注意です。
- 天然素材の帽子の取り扱いに注意しましょう。


