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サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「登山や釣り、アウトドアにもおすすめで人気のワークキャップとは?」について書きたいと思います。
~目次~
ワークキャップとは?
ワークキャップとは?由来と形について
ワークキャップとは、もともとは労働者が仕事中に頭部を保護するために着用していた帽子です。ワーク(仕事、作業)するときのキャップというのが、ワークキャップの由来になります。ワークキャップの形は、円筒形のクラウン(頭部分)にツバのついた帽子になります。

ワークキャップの歴史について
ワークキャップの歴史は、1920年頃にアメリカの鉄道員が作業中にかぶっていたレイルロードキャップが起源とされています。レイルロードキャップは、別名レールともいわれます。その後、工場労働者、職人といった作業労働者を中心に広まっていき、現在では工場の制帽などにも用いられています。耐久性があり、洗濯可能な素材ということで、キャンバス地のような帆布やデニム素材で作られていることが多いです。
ワークキャップの種類について
ワークキャップの中でもかたちによって決まっている名前のものがあります。
ドゴールワークキャップ
ワークキャップで一番有名と言ってもよいくらい定番のワークキャップです。ドゴールワークキャップは、フランスの陸軍シャルル・ド・ゴールが使用していたとされる形で、円筒形のトップにコシといわれるベルト部分がついたクラウン(頭部)にツバのついた形です。フランスの陸軍や警察などで制帽として使用されました。
エンジニアキャップ
エンジニアキャップとは、エンジニア(技術者)がかぶっていたとされるワークキャップのことです。トップの部分に8箇所ほどつまみ(タック)があるワークキャップになります。見た目はキャスケットのように丸みを帯びているのが特徴です。
ワークキャップとベースボールキャップの違いは?
ワークキャップとベースボールキャップの違いは、ワークキャップが平らなトップ(平天)に対して、ベースボールキャップはトップが6枚パネルで構成されて丸みがあるといった形の違いになります。
ワークキャップとマリンキャップの違いは?
ワークキャップとマリンキャップの違いは、ワークキャップが比較的円筒形のクラウン(頭部分)であるのに対して、マリンキャップは、台形を逆さにしたような下に向かって傾斜のあるクラウン(頭部分)である違いがあります。
ワークキャップの似合う人や顔は?
ワークキャップの似合う人や顔は、エラが張っているいるホームベース顔の人や四角顔の人です。ワークキャップのトップの部分が角張っているために丸顔の人は帽子とのバランスが悪くなりがちです。面長や卵型の顔の人はワークキャップよりもベースボールキャップの型の方が似合うことが多いのです。
30代、40代、50代などワークキャップの似合う年齢層は?
ワークキャップの似合う年齢層はあまりありません。基本的にシンプルなつくりのワークキャップであれば幅広い年齢層にかぶって頂けます。ワークキャップの印象としては、ベースボールキャップと比較してやや落ち着いた印象があるので、ベースボールキャップと比べると年齢層はアップするかもしれません。
ワークキャップのかぶり方
ワークキャップのかぶり方のポイントは、1、浅くかぶるか、深くかぶるかという深さの問題、2、ツバを前にしてかぶるか、後ろにしてかぶるか(後ろかぶり)、などツバの向きの問題など大きく分けて2つのポイントがあります。
浅くかぶるとやや軽く小洒落た感じ、明るい感じになるのに対して、深くかぶるとクールでメンズライクな感じになっていきます。ツバを前にしてかぶるのは一般的なかぶり方ですが、ツバを前後ろ反対にしたり、斜めにしてかぶるなど変化をつけると同じキャップでも見え方が異なってきます。メンズにしてもレディースにしてもかぶり方を雰囲気によって変えて楽しんでみてはいかがでしょうか。
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ワークキャップに耳を入れる?入れない?
ワークキャップをかぶるときに耳を入れるか入れないかは個人差によると思われます。通常はワークキャップは帽子の中に耳を入れない想定でつくられていることが多いので、基本的には耳を出してかぶるのが普通であると思われます。
ワークキャップのコーディネート
ワークキャップはワークスタイルの定番として扱われることが多いですが、ワークシャツなどで全身ワークスタイルでかためてしまう必要はなく、Tシャツなどにあわせてラフにかぶるのにも使えます。レディースのハズしのアイテムとして取り入れることもできます。近年はアウトドアのスタイルにも取り入れやすいので、コーディネートの幅は広いと思います。
ワークキャップで有名なブランド
ディッキーズなどのワークブランドやチャムスなどのアウトドアブランドなどでも人気のワークキャップですが、有名なブランドとしてはニューエラ(New Era)のWM-01は名作です。一時期すごい人気で爆発的な売れ方をしましたが、その後も安定したファンがいて息の長いロングヒットとなっています。55.8cm, 56.8cm,57.7cm, 58.7cm, 59.6cm, 60.6cm, 61.5cm, 62.5cm,63.5cmとサイズ展開が豊富であるのも人気のひとつです。誰にでも似合う定番の形で深いシルエットで、メンズでもレディースでもかぶることができます。
ニューエラ ダブルエム・ゼロワン/NEW ERA WM-01
ニューエラ WM01 メッシュワークキャップ ダックコットン ブラック
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マイナーキャップ/MINER CAP
フィレックスフィット・ワークキャップ
ワークキャップのクリーニング・洗濯の仕方は?
まずはワークキャップの洗濯表示を確認してください。綿やコットン素材のワークキャップの場合はクリーニングできる場合が多いです。クリーニング、洗濯可能な場合はぬるま湯に洗濯洗剤を入れて手洗いするのが良いでしょう。洗濯機に入れてしまうと縮んだり型崩れが起きる可能性があります。詳細は下の帽子の洗い方を参考にしてください。
またキャップ全般にも言えることですが、ワークキャップも汗をかくとツバとクラウン(頭部分)の接合箇所に汗染みができやすくなります。こまめに洗濯するか、水に濡らして固くしぼったタオルなどで汗を拭きとってあげると染みができにくくなります。あらかじめライナーテープなどを貼っておくのも汗染み防止になります。
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ワークキャップの収納や保管方法は?
ワークキャップの収納や保管方法は、直射日光の当たらない風通しの良い場所がおすすめです。ワークキャップをかぶっていると汗がキャップのツバとクラウン(頭部分)の接合箇所についていることがあり、太陽の紫外線によって汗の付着した箇所が他の生地と違う色に変色してしまうことがあります。また密閉された状態では汗が乾かないので雑菌が繁殖したりしてしまいます。帽子の後頭部のサイズ調整のアジャスター部分に引っかけて干してしまいがちですが、キャップの型崩れが起きてしまうのでなるべく平置きで保管しましょう。





