ワークキャップは一時期爆発的に流行してから、現在は安定して人気のあるキャップとなった。しかしながら、売ってる店や取扱店が現在少なくなっており、帽子専門店のようなところで主に販売されているように感じる。
ワークキャップとは?
ワークキャップとは、本来、文字通り「仕事」を意味した作業帽のことをいう。様々な職種で働く際に都合のよい帽子として改良、進化してきた。一番ポピュラーかつ基本的なかたちは、円筒形のトップにツバのついたかたちである。
ワークキャップの種類について
ワークキャップの中でもかたちによって決まっている名前のものがある。
ドゴールワークキャップ
ワークキャップで一番有名と言ってもよいくらい定番のワークキャップである。フランスの陸軍シャルル・ド・ゴールが使用していたとされるかたちで、円筒形のトップにコシといわれるベルト部分がついたトップにつばのついたかたちである。フランスの陸軍や警察などで制帽として使用された。
エンジニアワークキャップ
エンジニア(技術者)がかぶっていたとされるワークキャップ。トップの部分に8箇所ほどつまみ(タック)があるワークキャップ。見た目はキャスケットのように丸みを帯びている。
ワークキャップのかぶり方
ワークキャップのかぶり方のポイントは、1、浅くかぶるか、深くかぶるかという深さの問題、2、ツバを前にしてかぶるか、後ろにしてかぶるか(後ろかぶり)、などツバの向きの問題など大きく分けて2つのポイントがある。 浅くかぶるとやや軽く小洒落た感じ、明るい感じになるのにたいして、深くかぶるとクールでメンズライクな感じになっていく。ツバを前にしてかぶるのは一般的なかぶり方であるが、ツバを前後ろ反対にしたり、斜めにしてかぶるなど変化をつけると同じキャップでも見え方が異なってくる。メンズにしてもレディースにしてもかぶり方を雰囲気によって変えて楽しんでみたい。
ワークキャップのコーディネート
ワークキャップはワークスタイルの定番として扱われることが多いが、ワークシャツなどで全身ワークスタイルでかためてしまうのではなく、Tシャツなどにあわせてラフにかぶるのにも使える。レディースがはずしのアイテムとして取り入れることもできる。ワンポイントに使用したい。
ワークキャップで有名なブランド
ディッキーズなどのワークブランドやチャムスなどのアウトドアブランドなどでも人気のワークキャップであるが、有名なブランドとしてはニューエラ(New Era)のWM-01は名作である。一時期すごい人気を誇り、その後も安定したファンがいる。55.8cm, 56.8cm,57.7cm, 58.7cm, 59.6cm, 60.6cm, 61.5cm, 62.5cm,63.5cmとサイズ展開が豊富であるのも人気のひとつであろう。定番のかたちで深さもあり、メンズでもレディースでもかぶることができる。
【関連商品】
ニューエラ ダブルエム・ゼロワン/NEW ERA WM-01