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サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットとは?」について書きたいと思います。
~目次~
- 1 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットとは?
- 2 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの主な型や種類
- 3 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの似合う人や顔の形
- 4 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの選び方
- 5 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットのかぶり方
- 6 ウール(羊毛)、ラビット(兎毛)、ビーバーの素材の違い
- 7 おすすめの中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハット一覧
- 8 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットのクリーニング・洗い方、洗濯の仕方は?
- 9 中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの収納方法・保管方法について
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットとは?
中折れ帽子やソフト帽とは、主に前方につまみの部分がついているフェルト製のハットのことをさします。トップの中心部分が折れている(くぼんでいる)ことから、中折れ帽子といいます。材質が柔らかなフェルトを用いていることから、ソフト帽とも呼ばれたりします。有名なイタリアの帽子メーカーの名前から別名ボルサリーノと呼ばれたりもします。また舞台の主人公の名前からフェドーラと呼ばれることもあります。男性的な帽子という意味合いからマニッシュハットと呼ばれることも。昔は紳士の帽子として男性的な印象がありましたが、現在では女性にも人気で性別による差はなくなってきています。

- 中折れ帽子=中折れ帽子は別名で中折れ帽ともいいます。トップの中心が折れていることが名前の由来です。
- ソフト帽=ソフト帽は別名でソフトハットやボルサリーノともいいます。柔らかいフェルト素材が名前の由来です。
- フェドーラ=フェドーラは別名フェドラともいいます。舞台の主人公が名前の由来です。
- マニッシュハット=マニッシュハットは「男性的な」という英語の語源が名前の由来です。
フェルトハット/THE FELT HAT
普通サイズの定番フェルトハット。シンプルで使いこなしのできるハットはこの冬も必須アイテムです。幅広いコーデに対応できるので、気分を変えて色違いで持つのもオススメ。スベリの裏でサイズ調整も可能です。
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの主な型や種類
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの基本的な形は、スナップブリムという形でツバが垂れ下がっている方が前で、ツバが上に反り上がっているのが後ろになります。全体的にツバが反り上がっているものは、オールアップといいます。オールアップのハットはツバが短い帽子が多いですが、一見オールアップのハットでもフロント部分のツバを下げることができるスナップブリムのタイプの帽子もあります。ここではクラウン(頭部分)のトップの違いで種類にわけて型を紹介しています。
センタークリース型
センタークリースは、昔は主流であった、真ん中が折れたようになっている中折れ帽です。前方から後方にかけてまっすぐにへこんだようなかたちになっています。中折れ帽の語源となったようなかたちです。
ティアドロップ型(涙型・流線形型)
上記のセンタークリースの型であれば、人の頭のてっぺんが帽子のトップのへこみと当たってかぶり心地が悪くなってしまいます。ティアドロップは、センタークリースに改良がくわえられた形で、帽子のトップが人の頭の形に合うように流線型をしています。頭に非常に馴染みやすいので、現在ではこちらが主流で人気のある帽子となりました。
ダイヤモンドヘッド型
ダイヤモンドヘッドは、帽子を上から見るとダイヤモンドのかたちをしているので、この名前がつきました。ティアドロップ型と同じく、頭にフィット感があってかぶりやすいモデルです。こちらのハットは小ツバであることが多く、見た目はポークパイハットのような帽子になっています。
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの似合う人や顔の形
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの似合う人は、卵型や面長の顔の形の人です。ホームベース型や四角顔の人は似合わないわけではないですが、ツバの長さが短いものを選んでしまうとエラや輪郭が目立ってしまう可能性があるのでツバが長いものをかぶると良いでしょう。
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの選び方
1. サイズ感の確認
- 正確なサイズを測定: 帽子を購入する前に、頭の周囲を測定し、帽子のサイズ表と照らし合わせてください。タイトすぎず、緩すぎないフィット感が理想です。
- 試着を重視: 可能であれば実際に試着してみて、快適さを確認しましょう。
帽子のサイズの測り方や選び方は?サイズの一般的な目安や平均は?
2. 素材の選択
- 季節や用途に合わせた素材選び: ウールやフェルトは冬向けに、ストローや軽量の布は夏向けに適しています。
- 耐久性: 高品質な素材は長持ちしますが、価格も高めになる傾向があります。
3. スタイルとカラー
- 自分のスタイルに合ったデザイン: クラシックなルックスからモダンなタッチまで、中折れ帽には様々なデザインがあります。自分のファッションセンスに合ったものを選びましょう。
- カラー選択: 黒、グレー、茶色などのベーシックカラーはどんな服装にも合わせやすく、ワードローブの基本として持っておくと便利です。
4. ブランドと価格
- 信頼できるブランド: 耐久性やデザイン性で定評のあるブランドから選ぶと、満足度が高い購入が期待できます。
- 価格と品質のバランス: 高価な帽子ほど品質が良いとは限りませんが、あまりにも安価な製品は品質面で問題があることも。予算内で最も品質の良いものを選びましょう。
5. メンテナンス
- ケア方法の確認: 購入前に、帽子のお手入れ方法やメンテナンスが容易かどうかを確認しておきましょう。特に高価な帽子は適切なケアが必要です。
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットのかぶり方
1. 帽子の位置の調整
- 帽子の深さ: 中折れ帽は、眉の上数センチメートルの位置にくるようにかぶります。目深にかぶるとクールな印象になりますが、あまり帽子を深くかぶり過ぎないように注意しましょう。また、帽子が後頭部で上に持ち上がっていないかも確認します。頭にちょんと乗った感じになるのは、帽子のサイズが小さい状態で、ぐらぐらと落ち着かないのも帽子のサイズが大きい状態で合っていません。サイズにも注意しましょう。
- 角度の調整: 帽子をわずかに傾けることで、より洗練された印象を与えることができます。一般的には、帽子を正面から見て少し右側に傾けると良いとされていますが、これは顔の形や個人の好みによって異なります。後ろに傾けることで表情が見えて明るい印象になります。通常は地面と水平気味にかぶるのが良いとされています。
2. 髪型の調整
- 前髪の扱い: 中折れ帽をかぶる際は、前髪を少し整えて、帽子とのバランスを考えましょう。前髪が長い場合は、帽子の下に収めるか、サイドに流して自然に見せるとスマートです。
- ヘアスタイル: 中折れ帽は、ショートヘアからロングヘアまで、さまざまなヘアスタイルに合わせやすいです。ロングヘアの場合は、低い位置でのポニーテールやヘアを下ろしたままのスタイルが、帽子と自然に馴染みます。
3. コーディネートの考慮
- ファッションとのマッチング: 中折れ帽をかぶる際は、全体のファッションスタイルに合うようにコーディネートします。カジュアルからフォーマルまで幅広く対応できますが、帽子の素材や色がその日の服装と調和するように選びましょう。
ウール(羊毛)、ラビット(兎毛)、ビーバーの素材の違い
中折れ帽子・ソフト帽で使用される素材は主にウール(羊毛)やラビット(兎毛)、ビーバーがあります。現在は化学繊維でウールに似た質感のものも登場していますが、一般的に人気でよく使用されているのはウール(羊毛)素材です。
ウール(羊毛)とラビット(兎毛)の主な違いとしては、ラビット(兎毛)のほうがウール(羊毛)よりも手触りがよく、柔らかく、光沢があります。ウール(羊毛)とビーバーの主な違いとしては、ビーバーのほうがウール(羊毛)よりもきめが細かく、ハリがあります。一般的にウール(羊毛)よりラビット(兎毛)やビーバーのほうが高級とされています。価格ではラビットやビーバーのほうがウールより数倍高いケースが多いです。特にビーバーは希少であるとされています。
おすすめの中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハット一覧
ポケッタブル 中折れフェルトハット
折りたためるシンプルなスタイルの中折れフェルトハット。被らないときはコンパクトにたたんでカバンにしまっておくことができます。長時間、折りたたんだ状態でシワがついてしまっても、形状記憶なので大丈夫。スチームアイロンの中温できれいに元の状態に戻ります。上質なウール100%、程よい厚みのフェルトハットです。
カンゴール中折れハット・ウールプレイヤー/WOOL PLAYER
秋冬向け、メルトン生地のウールプレイヤー。つば先がクルリと上を向いたオールアップの中折れ帽はカンゴールのロングセラー。ソフトタイプでクラウンに柔軟性があるので頭の形に添うようなかぶり心地になる。シンプルながら美しいシルエットに定評あり。
ニューエラ ハット The Fedora フェドラ フェルトハット
厚手のウールフェルトを採用し、メタルピン仕様のフラッグロゴをアクセントにしたフェドラハット。ツバは全体にロールアップ(上向き)になっていて、やや小つばタイプになります。クラウンの高さもやや低め。リボンなしのスッキリしたデザインです。フェルトのなめらかな手触りとキメ細かい独特の風合いが特徴です。
ニューエラ ハット The Trilby トリルビー フェルトハット
厚手のウールフェルトを採用し、メタルピン仕様のフラッグロゴをアクセントにしたトリルビーハット。ツバの前の部分が下がり、後ろ部分がロールアップで上がっています。クラウンの高さ12cm、つばの長さが約4.5cm。リボンなしのスッキリしたデザインです。フェルトのなめらかな手触りとキメ細かい独特の風合いが特徴です。
ニューエラ ハット The Broadway ブロードウェイ 広つばフェルトハット
厚手のウールフェルトを採用し、メタルピン仕様のフラッグロゴをアクセントにした広つばハット・ブロードウェイ。クラウンはやや高めで、ツバは全体に下を向いたオールダウンになっています。
マーフィーハット
春夏らしい涼しげなサーモ素材の定番中折れハット。ベルトは高級感のあるレザー使いで、オンでもオフでも合わせやすい人気のハットです。
ブレイドハット ウォッシュ ペーパーハット ストローハット
洗濯機で洗える春夏向け中折れハットです。ベルトと本体のカラーバランスが絶妙なスタイリッシュなデザイン。後ろのつばが上がっている、かぶりやすいベーシックなシルエットです。水に強いポリエステル・ブレードを使用しているため、手洗いはもちろん、洗濯機でも洗っていただけます。
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットのクリーニング・洗い方、洗濯の仕方は?
まずは中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの洗濯表示を確認してください。通常は中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットは洗濯不可の場合がほとんどです。大きなゴミはブラッシングで取り除き、毛並みを整えます。内側のスウェットバンド部分が汗で汚れるので、水で濡らして固くしぼったタオルで拭き取るか帽子専用のスプレーやアルコールスプレーなどを吹きかけてメンテナンスしましょう。詳細は下の帽子のお手入れ方法を参考にしてください。
帽子の洗濯方法、クリーニング、洗い方は?洗えない場合のお手入れ方法は?
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの収納方法・保管方法について
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットの収納方法・保管方法は、帽子のツバを傷めないように気をつけて保管します。一番良い方法は、長方形のボール紙を丸めて筒のようにして、その中にハットを逆さにします。ハットを逆さにしてツバが地面に触れないようにすることで、ツバに余計な圧力がかからないので、ツバが曲がったり、変な形に型崩れしません。
中折れ帽子・ソフト帽・フェドーラ・マニッシュハットは、ウールやフェルト生地で虫食いが起きやすいので必ず防虫剤と一緒に保管します。汗がついている可能性が高いので、太陽の光が当たらない通気性の良い場所に置いておきましょう。紫外線と汗が反応すると色あせや汗染みの原因となります。








