最終更新日:
サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「帽子のオーダーメイドについて」について書きたいと思います。
~目次~
帽子のオーダーメイドの種類
フルオーダー
- 特徴:一からデザインを考え、自分好みの帽子を完全オリジナルで作ることができます。形や素材、カラー、ディテールに至るまで、細部までこだわりたい人に最適です。
- 価格:他のオーダー方法と比べてやや高価ですが、唯一無二の帽子が手に入ります。
セミオーダー
- 特徴:ベースとなるデザインや形があり、そこからサイズやカラー、素材などを選んで自分仕様にカスタマイズします。
- 価格:フルオーダーに比べて手頃で、かつパーソナライズ感も得られます。
サイズオーダー
- 特徴:既存のデザインからサイズだけをオーダーできる方法で、ぴったりフィットした帽子が欲しい方におすすめです。
- 価格:他のオーダーメイド方法よりも低価格で手軽に利用できますが、受け付けているケースは少ないかもしれません。
帽子オーダーメイドの流れ
デザイン・スタイルの選択
- オーダーメイドの帽子では、形(ハット、キャップ、ハンチングなど)やスタイルを最初に決定します。
- 使用シーン(ビジネス、カジュアル、アウトドアなど)に合わせて、適したデザインを選びます。
サイズの測定
- 頭囲やフィット感など、自分の頭の形に合うサイズを測定します。店舗でプロに測ってもらうと、より正確なサイズがわかります。
- サイズ調整用のあご紐やベルトなどを追加することも可能です。
帽子のサイズの測り方や選び方は?サイズの一般的な目安や平均は?
素材とカラーの選択
- ウール、コットン、リネン、レザーなどの素材から選びます。季節やシーンに合わせて、耐久性や通気性、保温性などを考慮します。
- カラーも豊富で、シンプルな単色から柄物まで自由に選べます。
ディテールや装飾の追加
- リボン、フェザー、刺繍、ロゴなど、帽子に独自のアクセントを加えることができます。
- シンプルなデザインから、華やかで個性的なスタイルまで、要望に応じて仕上げます。
制作と試着
- デザインが決まったら制作に入り、通常はそのお店の時期などにもよりますが1〜2か月程度で完成することが多いです。
- 完成した帽子を試着し、必要に応じて微調整を行います。
帽子オーダーメイドのメリット
完全なフィット感
- オーダーメイドなら、自分の頭のサイズや形に合わせて作るため、既製品に比べて快適にかぶれます。
自分だけのデザイン
- 好みのスタイル、素材、カラーを選べるため、オリジナルで自分らしい帽子が作れます。
長持ちする高品質
- 高品質な素材と細部へのこだわりがあるため、耐久性が高く、長く愛用できます。
帽子オーダーメイドの注意点
制作期間
- オーダーメイドの帽子は、通常の既製品と違い制作に時間がかかるため、イベントやプレゼント用の場合は、早めに依頼することが大切です。
コスト
- 素材や装飾、デザインのこだわりが増えると、コストがかさむこともあります。予算を確認しながらプランを立てるのが良いでしょう。
サイズ変更が難しい
- 完成後のサイズ変更や調整が難しい場合があるため、最初の測定は慎重に行うことが必要です。
なぜオーダーメイドなのか?
既製品の帽子の中で自分に似合わない場合は帽子のオーダーメードを考える、という人も多いです。オーダーメードの場合、サイズ感が自分に合ったものが作れる、自分の好みのかたちがつくれる、世界で一点だけのあなたに似合う帽子がつくれる、という様々な利点があります。
オーダーメイドの理想
オーダーメードで帽子をつくる場合、以下の点を前もって検討しましょう。
イメージをかためる
帽子をオーダーするのに、どんなかたちにするのか?生地はどういったものにするのか?などしっかりと考えておく方が良いでしょう。なるべくであれば、実際の参考になる帽子などを用意しておいた方がイメージが伝えやすいと思います。芸能人やタレントさんの切り抜きの写真や画像なども伝える上で重要な参考になります。
実店舗のある店でつくる
オーダーメードの場合、細やかな要望にもあわせるために、実店舗で直接オーダーするのが理想です。人の頭はそれぞれ異なるので、微妙なサイズ感などは実際に測ってもらって注文するのが良いでしょう。東京、大阪、京都、岡山、横浜、神戸、福岡、名古屋、札幌、神奈川、千葉、仙台、銀座などの都市ではオーダーメイドのお店もあります。近くにない場合はインターネット経由で注文するなどの方法も考えられます。一部のメンズ・紳士服のオーダーメイド専門店などでつくってもらえる場合もあります。
帽子のかたち別に
キャップ
キャップは比較的オーダーしやすい帽子です。かたちが比較的決まっているものが多いので、ある程度大きさやかたち、ツバの長さなどを伝えるとつくれるアイテムです。
ハンチング
ハンチングはキャップと似ているが、かたち(パターン)の種類が多いために、どのようなかたちにするかがポイントとなります。もし好みのパターンがよくわからない場合はある程度の好みをざっくりと伝えて、お店の対応に任すといった方法もとれます。
ハット
ハットは生地を裁断してつくるハットと、フェルト、ストロー素材などの帽体を型に入れてつくる中折れハットとの2つに大きくわかれます。裁断してつくるハットはミシンがあったり、縫製ができる環境であれば問題ないですが、帽体と呼ばれる素材を型に入れてプレスしてつくるハットはプレスマシンや木型、金型などがなければつくることができません。対応した店かどうか確認する必要があります。
ニット帽
手編みやハンドメイドのニット帽であれば、店によってオーダー可能でしょう。ニットの編機を使用してつくるオーダーメイドはロット数が必要なためにたくさんつくる必要があります。個人でひとつだけオーダーするといった場合は難しいでしょう。手先の器用な人は手芸用品店で毛糸などを購入し、本やサイトを参考にして自分で編み上げるといった方法もあります。
キャスケット
キャスケットはトップのハギの枚数がポイントになります。基本的に枚数が多いほど丸みを帯びたデザインに仕上がります。トップを大きくするのか小ぶりなタイプにするのか考えましょう。アレンジ次第でシルエットはかなり変わったものになってきます。
ベレー帽
素材によって異なりますが、布を用いたもので縫製するタイプであれば、ミシンや縫製ができるところであればつくることができます。フェルトのベレー帽などは型に入れてプレスする必要があるので、木型や金型をもっているところでなくては対応できないでしょう。
値段の相場
価格はその店によっても大きく異なります。かたちやサイズ、生地を数パターンから選ぶセミオーダータイプのものであれば比較的価格もおさえることが可能ですが、フルオーダーとなれば値段は高くなると思われます。当店の場合で基本的に生地持ち込みでイメージ作成の場合、1個から可能で22000円(税込)~となっております。
プレゼントする際は
プレゼントする場合は指輪などのように相手のサイズを知っておく必要があります。サイズが異なるとかぶれなくなる可能性があるのでもったいないです。
ニューエラのオーダーメイド
現在のところニューエラとコラボやタイアップできるメーカーは限られています。個人でカスタムメイドを希望する場合は難しいです。

