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サイズ・色・帽子ブランドの種類が春夏秋冬で豊富な老舗のメンズ、レディース帽子通販専門店ライオンドウです。今回のブログは、「キャップとは？大人でおしゃれなかぶり方や洗い方は？」について書きたいと思います。
～目次～
キャップとは？
キャップ(CAP)とは、主に前方にツバのついた帽子のことを指します。有名ななキャップのかたちは、ベースボールキャップ（野球帽）やワークキャップなどがあります。 ニットキャップ、ワッチキャップなどのように、ツバのまったくない帽子もキャップとよばれることがあるので、キャップの定義はとても広いです。ペットボトルのキャップなどと言われるように、言葉の意味合いとしてはかぶるもの、かぶせるもの、といった使われ方をします。
キャップとハットの違いとは？
キャップとハットの違いは、キャップが主に前方にツバ（ひさし）がついているのに対して、ハットは頭の周囲全体にツバ（ひさし）がついている帽子になります。
キャップの特徴は？
キャップは、学生時代や工場や制服など職場でのシーンでかぶられることが多いため、おそらく一番帽子の中でかぶる機会が多く馴染み深いかたちだと思われます。 シンプルな構造でほとんどの人が似合いやすいかたちなので初心者でもかぶりやすいです。メンズ（男性）やレディース（女性）、若者から高齢者まで年齢も選ばない帽子です。
サッと気軽にかぶれる帽子なので、ヘアスタイルがきまらない時や、寝ぐせがついてヘアセットに時間がない場合などにも便利なアイテムです。 キャップには日よけの効果も高く、またハットなどのように後方にツバがついていないため、運動などスポーツシーンでも役にたちます。野球のときだけでなく、ゴルフシーンやテニス、マラソン（ランニング、ジョギング、ウォーキング）などでも人気が高いのはそのためです。近年では速乾性や接触冷感のあるもの、撥水や防水加工されたものなど機能的なキャップも多く出ています。
キャップは、機能的な面から人気を得た部分も大きいですが、ファッションとしてもストリートやアメカジなどの服装で人気です。特にMLBのヤンキースのフラットキャップで有名なニューエラなどはニューヨークのセレブの間でも人気となりました。コーディネートやヘアアレンジなどで、日本でも支持を得ています。
キャップの歴史は？
ベースボールキャップ（野球帽）の歴史
ベースボールキャップの歴史は、1860年前後に全米野球選手協会に所属するブルックリン・エクセルシオールというチームが導入したことによって始まったとされています。（それ以前にも野球帽の原型となる丸い帽子は存在していたようです）
「ブルックリン・スタイル」と呼ばれたキャップの型は改良を加えられ、1940年代にはほぼ現在と同じ形状のベースボールキャップとなりました。ベースボールキャップで有名となったニューエラが大きく力を伸ばしたのもこの頃からになります。1978年にニューエラが消費者へ直接販売することになり、ベースボールキャップが市民権を得るようになっていきます。
ワークキャップの歴史
ワークキャップの歴史は、1900年代初頭のアメリカで鉄道作業員の帽子として誕生したのがきっかけとされています。レイルロード・キャップとも呼ばれていました。その後は、作業員などのワークウェアとして広まっていきます。現在ではワークスタイル、ワークテイストのファッションとして古着好きの人などにも受け入れられています。
キャップの種類は？
ベースボールキャップ（野球帽）
ベースボールキャップは、野球帽ともいわれるオーソドックスなかたちの帽子です。主に綿・コットン生地などでつくられており、トップは６枚の生地（6枚はぎ・６パネル）で構成されて、ツバがついています。バックのベルトでサイズ調節ができるものも多いです。ベースボールキャップは、カーブキャップやダッドキャップといった名称で呼ばれる場合もあります。
ダッドキャップ（ダッドハット）とは？
ダッドキャップとは、お父さんが休日にかぶるような帽子といった意味合いで、主にベースボールキャップ（野球帽）のことです。ダッドハットと言われる場合もあります。
メッシュキャップ
メッシュキャップは、ベースボールキャップの後ろのパネルの部分がポリエステル製などのメッシュになっていて通気性がよいキャップです。蒸れにくいのが特徴で、主に春夏の季節にかぶられたりします。（最近ではオールシーズンかぶられることも多いですが）アジャスター部分は丈夫で汗などにも強いプラスチック製であることも多いです。
トラッカーキャップ
トラッカーキャップは、アメリカで企業が宣伝のために自社のロゴや商品名などを配したものをトラック運転手などに無料配布したことに由来するという歴史をもったキャップです。フロント部分が少しつまんであるのが特徴です。後ろがメッシュ素材になっているものも多いので、メッシュキャップと商品が同じくかぶる場合があります。
ワークキャップ（エンジニアキャップ）
ワークキャップは、もともと作業帽であったことからその名前がついたキャップです。エンジニアキャップといわれることもあり、現在でも工場などでかぶられたりしている帽子です。ベースボールキャップ（野球帽）との違いは、トップの部分が平らになっていることです。
ジェットキャップ（キャンプキャップ）
ジェットキャップは、５枚パネルの生地で構成されたキャップです。フロントの額の部分が平らになっているのが特徴です。キャップのかたちはサイクリングキャップとも似ています。ジェットキャップとサイクリングキャップの違いは主にツバの柔らかさ、かたちあります。ジェットキャップは芯が入っていて、かたくて大きいツバに対して、サイクリングキャップは柔らかく、小さいツバという違いがあります。
マリンキャップ
マリンキャップは、水兵さんがかぶっていたとされるキャップです。トップが平らで小ツバなスタイルが多いです。ツバの部分には装飾がされているのが本来の主流なデザインになります。マリンキャップとワークキャップの違いは、マリンキャップがややトップが広く下に向けて傾斜がついてせまくなっているのに対し、ワークキャップは円柱形のクラウン（頭部分）になります。
フィッシャーマン（漁師）キャップ
フィッシャーマンキャップは、フランスの漁師がかぶっていたとされるツバのないキャップです。風に飛ばされないようにツバがないのが特徴です。少し浅めのつくりになっていることが多いです。
キャップの似合う人や顔の形について
キャップは大きく分けてクラウン（頭部分）の丸いベースボールキャップ型とトップの平らなワークキャップ型などがありますが、クラウン（頭部分）が丸いベースボールキャップ型は丸顔や卵型などの顔の形の人に、クラウン（頭部分）が角張っているワークキャップ型などはエラが張った四角顔やホームベース顔に似合います。
キャップの大人でオシャレなかぶり方は？
キャップの大人でオシャレなかぶり方は、キャップの深さに注目するとよいと思います。クラウン（頭部）が浅めのキャップを軽くかぶって顔の表情を見せるかぶり方はかわいいですが、若く見られるかぶり方です。30代を越えて40代、50代と落ち着いてくるにしたがって、少し深めのキャップをしっかりとかぶる方が大人でおしゃれなかぶり方になってくると思います。つばが平らなフラットタイプのキャップは若い印象があるので、つばが短いアンパイアキャップなどであれば大人も似合いやすくなります。
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キャップのお手入れ方法、洗い方や干し方、洗濯の仕方は？
キャップは汗染みに注意
キャップで一番注意したいのは、ツバとクラウン（頭部分）の接合部分に汗染みができることです。キャップは、ランニングやジョギング、ゴルフなどスポーツシーンでかぶることが多く、ひたいの部分にかいた汗が染み込み、日光など太陽の紫外線と化学反応をおこすことで汗染みや黄ばみになったり、汗によるダメージで素材を傷めてしまうケースがあります。
キャップのお手入れ方法は？
キャップは、こまめにケアやメンテナンスをしておくと長い間かぶることができます。 ひとつめのキャップのお手入れ方法は、ライナーテープなどの汗取りシートをあらかじめキャップのスウェットバンド部分に貼っておくことです。帽子のライナーテープをことで、未然に汗が染み込むのを防ぐことができ、汚れたら取り外して洗濯も可能です。
ふたつめのキャップのお手入れ方法としては、こまめに水に濡らして固くしぼったタオルで汗のついた部分を拭いたり洗濯することです。特に汗が帽子を汚す原因となるのでできるだけ帽子に染み込んでしまう前に汗をとりましょう。 毎回洗濯するのが面倒臭い人はアンチバクテリアスプレーなどのスプレーや市販のアルコールスプレーや消臭スプレーなどで消毒しておくだけでも結果は違ってきます。（スプレーをかける場合はまずは裏地などで目立たないところでテストしてからにしてください。）
キャップの洗い方や干し方は？洗濯の仕方は？
キャップの洗い方は、洗濯機に入れるのではなく、おけなどで手洗いするのがいいです。キャップをおしゃれ着用の洗剤や中性洗剤を入れたぬるま湯でゆっくりと優しく洗ってください。しっかりとすすいで洗剤を落とした後は、日陰で風通しの良い場所で、中にビニールなどの詰め物をしてかたちを整えて干すのが良いでしょう。洗濯バサミでつるす干し方は、型崩れの原因になるので、やめたほうがいいでしょう。
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キャップの収納や保管方法は？
キャップの収納や保管方法は、直射日光の当たらない風通しの良い場所がおすすめです。特にキャップは汗がついている場合が多いので、太陽の汗のついた部分が紫外線で他の生地と違う色に変色したり、密閉された状態では汗が乾かないので雑菌が繁殖したりしてしまいます。また帽子の後頭部のサイズ調整のアジャスター部分に引っかけて干してしまいがちですが、キャップの型崩れが起きてしまうのでなるべく平置きで保管しましょう。